中山法子
株式会社中山アカデミー代表・専任講師
【資格】
国家検定 1 級キャリアコンサルティング技能士
国家検定 2 級キャリアコンサルティング技能士
国家資格キャリアコンサルタント
日本産業カウンセラー協会シニア産業カウンセラー
私の経歴
もともとはカウンセラーとは真逆の人間でした。
私は北海道大学工学部電気工学科を卒業後、大手電機メーカーの研究所に入社し、ゲーム機開発やサーバ開発に従事しました。
研究所を志望した理由は「人と話すのが嫌いだったから」です。
しかし、年月が経ち、研究所から本社開発部に異動となり、リーダーとなってグループを率いる立場に…。「人と話すのが嫌い」な私にグループの管理能力が備わっているはずもなく、たちまちグループの業務に何かと支障をきたすようになりました…。
実はこの出来事が、私がカウンセリングと出会うきっかけでした。
そして、カウンセラーとキャリアコンサルの道へ
カウンセリングを学んだ私は、「人と話すのが嫌い」から一転、「人の話に耳を傾け、共感する」ことを望むようになりました(人間、一つのきっかけで変われるものですね)。
そして、会社のキャリア相談室部門立ち上げの社内募集に応募しました。結果、倍率25倍を突破でき、キャリア相談室部門立ち上げはもちろん、キャリアコンサルタントとして社内のキャリア相談やキャリア開発研修講師まで担当させていただきました。
その後退職し、IT系人材派遣会社で派遣社員と企業のマッチング業務を行なうコンサルタント ⇒ カウンセラー派遣会社でキャリア相談とメンタル系相談を担当 という仕事を経て、2010年に独立。2015年に「株式会社中山アカデミー」として法人化しました。
現在はカウンセラー資格教材の販売と、法人向けカウンセリング業務を主に行なっております。
1級・2級キャリアコンサルティング技能検定試験を受験される方の「お困りごと」を無くしたい。
それが私の想いです。
たとえば国家資格キャリアコンサルタント試験では、厚生労働大臣認定の養成講習を受けてもそれはあくまで講習であり、「実践的な試験対策」ではありません。実践的な試験対策は過去問を当たるしかなく、その過去問も、正答(学科のみ)は公開されているものの、なぜその正答になるのかの解説はなされていません。また、実技(論述、面接)においては模範解答がありません。
過去問に関するこの状況は、1級・2級キャリアコンサルティング技能検定でも同様です。
そのため、国家資格キャリアコンサルタント試験も1級・2級キャリアコンサルティング技能検定も、学科試験の過去問の正答は自力でなんとか導き出せても、実技試験に関してはまさにブラックホールという状況になっています。
また、1級・2級キャリアコンサルティング技能検定の受検資格は「実務経験」のある方のみです。
現場で実務を長年している間は、学科の学習はほとんどしていないケースがほとんど。
そんな中で、改めて学科試験の勉強に取り組まなくてはなりません。
また、クルマの運転免許を取った後の運転がいつしか自己流になってしまうように、キャリアコンサルティングの実務もいつしか「自分のクセ」がついてしまっているものです。
こうした状況を反映して、どのように取り組めば試験に合格できる学科・実技の対策ができるのかを指南する講座が数多く設けられています。
しかしながら、それらの講座は都市部で開講されているものがほとんどで、通学できない人や時間の都合が合わない人などでも学習できる「教材」の制作は現在のところはほぼなされていないのが実情です。
つまり、1級・2級キャリアコンサルティング技能検定試験を受験される方の中で、「講座に通えない」というのはそれだけで一つの大きな壁となっているのです。
私自身もかつてその壁に阻まれ、1級キャリアコンサルティング技能検定は一度不合格になりました。
二度目の受験で合格することができましたが、このような経験から、
「あの時、こんな情報や教材、そして『通わなくても受けられる講座』があったらよかったのに」
と思えるものを自らお届けし、これから受験される方のお力添えをしたい。
そんな想いでキャリコン関連の受験対策教材販売や講座をスタートさせ、現在に至っております。
おかげさまで、これまで数多くの合格者の方々よりお喜びの声を頂戴しており、まるで自分のことのように心から嬉しく思います。
これからも、キャリアコンサルティングの世界で活躍されたい方のために、試験合格の喜びをともに分かち合えますようサポートしてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。