【キャリア技能士1級】実技(面接)試験の評価区分とその内容

http://www.career-kentei.org/download/grade1_jitsugi_summary.pdf

基本的態度

自分の強みや弱み、自分の感情と相手の自分への感情を受容し、指導中の自分の行動の適切性を評価できること。
キャリア・コンサルタントとしてのあるべき姿を理解し、それに近づく努力を実践するとともに、周囲への啓発を行っていること。
自分の改善点に気づき、向上のために自らのゴールを定め、学ぶとともに実行していること。

関係構築力

相談者との人間関係(職業専門家に向けた育成効果の高い関係)を構築し、事例相談者に気づきや成長を促す関係を作ることができること。
キャリアコンサルティングの進め方を体系的に理解したうえで、キャリア・コンサルタントとして、事例相談者に対する受容的・共感的な態度や誠実な態度を維持しつつ、事例相談者が面接の課題に気づき成長できるよう、様々な理論とスキルを用いることができること。

問題把握力

事例相談者が担当している相談者や事例そのものの状況を客観的に把握し、事例の本質を掴むことができること。
事例相談者の能力やスキルを客観的に把握し、育成的な視点で事例相談者が取り組むべき問題を特定することができること。
事例相談者の問題を明確化し、状況や環境に適した問題を共有化することができること。

具体的展開力

事例相談者の問題を解決するために、適切な目標を設定し、効果的な指導を企画することができること。
事例相談者に対して、適切でわかりやすく、理論的・具体的な説明を行うことができること。
指導プロセスにおける個々のセッションの中で、事例指導者が企画した指導方法を効果的に遂行するために、専門的な介入を行うことができること。

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