※6月11日発行の1級キャリア技能士試験対策メルマガ2017よりの抜粋記事です。
メールで論述合格するための教材を出して欲しいというリクエストも複数名から頂いております。
面接練習は練習する場所はあるけど、論述練習はどうしたらいいのか、わからないという声をいただきました。
実は第6回1級試験直前に論述マニュアル・解答参考例を販売しました。
こちら試験直前だったので、ご存じなかった方も多いようです。
もっと早くに出せていたらなと申し訳なく思っています。
第7回にむけたは夏ごろには解答参考例・ポイントのマニュアルをご提供すべく準備中です。
論述試験対策は、やはり、過去問題に取り組むことから始まります。
1級論述試験は、必須問題と選択問題の2種類で合わせて120分の長丁場です。
今回はまず、必須問題の解き方のヒントをお伝えします。
【必須問題】
質問が3つ有ります。それぞれ何を求められているか確認していきましょう。
問題は協議会の1級過去問題を見て下さい。
問1では事例指導者としてというよりは、あなたがキャリアコンサルタントだったら相談者の問題をどうみるのかを問われています。
2級キャリア技能士試験の論述では問2に相当すると考えてください。
2級試験との違いは、「その根拠を含めて」書くことです。
問2は事例指導者としての視点で解答する問題です。
事例指導者の視点として以下があります。
- 実施されたキャリアコンサルティングがプロセスに沿って実施されたかどうか。
- 問1で解答した、あなた(事例指導者)が考える相談者の問題に、事例相談者が気付いているかどうか。
問2ではも、「どのような問題」があるかを、根拠を示して書くことが必要です。
問3は事例指導者としてというよりは、あなたがキャリアコンサルタントだったら、キャリアコンサルティングをどう行うかを問われています。
2級キャリア技能士試験の論述では問3に相当すると考えてください。
このヒントを参考に過去問題の必須にまずは取り組んでみてください。