1級面接ロールプレイ音声とはどういうものですか?

※9月19日発行の1級キャリア技能士試験対策メルマガ2017よりの抜粋記事です。

前回のメルマガで、実技面接対策教材として
★1級キャリア技能士実技面接対策オリジナルロールプレイ音声DL版+逐語
を提供しますとお知らせしました。

このオリジナルロールプレイ音声とはどんなものですか?という質問を数名の方からお問い合せ頂きました。

そこで、ちょっとだけ、このロールプレイ音声についてご紹介します。

そもそも1級の面接試験はどのような流れで進むのか、あなたはご存じですか?

私は初回受検第4回の時は、様子もよくわからず受検しました。

「様子もよくわからず」というのは、受検申込み後の送られてくるケース内容もちろんあるので、2級キャリア技能士のように準備してのぞんだのですが、やはり1級は違うのです。

・相手役である事例相談者が事例ケースを持参してきて、それをもとに指導を進める
・A4白紙用紙が用意されていて、指導の際に自由に使っていいということ

そういったことを知らずに試験にのぞみました。

事例ケースもどんな内容で、どの位のボリュームかを知っているのか、知らないのかで全然違います。

そこで、1級試験と全く同じではないですが、似たような事例ケースを用意して、30分で指導する音声をお届けすることにしました。

指導のスタイルは人それぞれですが、一つ何か指標になるものがあると練習しやすいです。

私が提供するロールプレイ音声では、事例相談者役には割と素直な役割で事例ケースも指導しやすいものを準備しました。

ですので、本試験よりは簡単な内容といえます。

事例ケースとはどんなものか、30分の指導ケースの一例を参考するために活用して頂ければと思います。

今回は3つの事例を用意しましたが、そのケース内容をお伝えしますね。

【ケース1】企業分野

事例相談者:キャリアコンサルタント(相談歴2年)千葉さん
相談者:Aさん、男性(58歳)

相談者が相談したこと: 約1年後の60歳定年時にその後の雇用形態を選択することになる。再雇用を選択すると収入が約半分になり不安が残る。関連会社への出向を選ぶと収入は同等確保できるが、転勤が余儀なくされ困っているのでどうしたらよいか相談したい。
キャリアコンサルタントが相談したいこと: 60歳以降のキャリアプランについて悩むAさんに寄り添い、どの選択肢を選ぶとAさんとご家族の将来的なマネープランに問題がないかを一緒に考えた。再雇用や出向などについての情報が不足していたので、まずは情報収集するという目標を設定した。
その後、Aさんからの連絡がない。相談者に役立つ支援方法について指導を受けたい。

【ケース2】需給分野

事例相談者:キャリアコンサルタント(相談歴2年)山崎さん
相談者:Bさん、女性(43歳)

相談者が相談したこと: 再就職したホームセンターで現在パートのグループリーダーになっている。周りと仲良く働いて楽しくやりがいを感じるが、そろそろ正社員になりたいと考えるようになったのでどうしたらよいか相談したい。
キャリアコンサルタントが相談したいこと: Bさんのスキル・能力を整理して正社員へなるために職務経歴書を書くことを目標にした。Bさんは職務経歴書を次回持参して、もう一度来て下さることになった。面談日にBさんは来なかった。なぜ、来なかったのか、何が原因かを指導を受けたい。

【ケース3】教育分野

事例相談者:キャリアコンサルタント(相談歴2年)高橋さん
相談者:Cさん、女性(23歳)

相談者が相談したこと: 内定先の出版社から思ってもみなかった地方勤務を命じられた。やっと得た内定なのでこのまま就職をするべきであるとは思うが、予想外のことにショックを受けている。周りからもそのまま就職するように勧められているが、正直迷いがあるので相談したい。
キャリアコンサルタントが相談したいこと: 内定先の会社へいくかどうか悩んでいる相談者の気持ちに寄り添った。その上で、内定先に行くメリットとデメリットを整理して次回の面談で意思決定しようということになった。どう進めていいのかわからないので指導を受けたい。

1級キャリア技能士 実技面接対策 オリジナルロールプレイ音声逐語付き