キャリア・コンサルティング技能検定とは?

国家検定キャリア・コンサルティング技能士は、日本初、そして唯一の国家認定カウンセラー資格です。

2級キャリア・コンサルティング技能士試験は2008年に、上級の1級キャリア・コンサルティング技能士は2012年に試験が始まりました。

歴史としては浅い資格ですが、国の施策も手伝って、熱い注目を集めている資格です。

しかし、難易度はいずれも高いです。

2級キャリア技能士の試験は、実技試験(年2回)、学科試験(年1回)があり、その合格率は20%台前半の厳しい試験です。2014年3月現在5,480名が2級キャリア技能士の認定を受けています。

2級技能士の上位として位置づけされている、指導レベルの1級キャリア・コンサルティング技能士は、2014年3月までに3回実施(年1回)され、合格者は61名(第1回は4名、第2回は9名、第4回で48名)の最難関となっています。

国が定めているキャリア・コンサルタントには3つのレベルがあります。
先に説明した1級キャリア・コンサルティング技能士を頂点に、2級、そして、標準レベルキャリア・コンサルタントの3つです。次のように図に示すことができます。



3つのレベルの資格試験の認定条件は以下の様になっています。

■標準レベルキャリア・コンサルタント(民間資格)

本資格の受験条件は、厚生労働省が示すモデルカリキュラムに基づいた140時間以上の講習を受講することです。
その後、厚生労働省が指定している民間団体(現在10団体)が実施する試験に合格することで認定を受けます。この資格は、国家資格ではなく、あくまでも民間資格です。

■2級キャリア・コンサルティング技能士(国家資格)

本資格の受験条件は、
・5年以上の実務経験のある者
・3年以上の実務経験を有する者で、標準レベルキャリア・コンサルタントであるも者等、
です。
キャリア・コンサルティング協議会が実施する検定試験に合格すると2級キャリア・コンサルティング技能士として認定されます。

求められるのは、個人の相談に対して相談者の問題・課題などを見立てることができ、1対1の相談支援が的確にできるレベルであり、熟練レベルキャリア・コンサルタントと呼ばれています。

■1級キャリア・コンサルティング技能士(国家資格)

本資格の受験条件は、
・10年以上の実務経験のある者
・8年以上の実務経験を有する者で、標準レベルキャリア・コンサルタントである者
2級の技能検定に合格した者で、その後、3年以上の実務経験を有する者等
です。
キャリア・コンサルティング協議会が実施する検定試験に合格すると1級キャリア・コンサルティング技能士として認定されます。

求められるのは、個人の相談支援を2級より高い水準で的確に行うキャリア・コンサルティング能力、組織への働きかけや関係者との連携などのコーディネート能力、キャリア・コンサルタントからの相談に対して不安を解消し、気づき、成長を促すような指導・アドバイスができる指導能力が最低限求められるレベルです。本資格は、指導レベルキャリア・コンサルタントと呼ばれています。

標準レベルキャリア・コンサルタントも、さまざまな場面で活躍する人は多くいます。働く者を取り巻く環境の変化を背景に、さらにキャリア・コンサルティングの有用性を広め、個人がいつでも安心してキャリア・コンサルティングを受けることのできる機会を増やすことが求められているので、いまだキャリア・コンサルタントの供給は需要を超えていません。


しかし、その能力水準については、一定の評価を得ている一方で、レベルのバラツキや全体としての専門性や経験が乏しい等の問題も指摘されており、社会的な認知度も未だ不十分という問題点もありました。キャリア・コンサルタントをただ増やせば良いという時期は終わったのです。

その結果として、キャリア・コンサルタントのレベルアップと試験の統一を図ることを目的としてキャリア・コンサルタント統一試験は技能検定制度となりました。合格することによって、国家が認める技術を持ったキャリア・コンサルタントとみなされる熟練レベルのキャリア・コンサルタントが求められる時代になっています。

Copyright© 2010 キャリア・コンサルティング技能士2級試験対策ガイド All Rights Reserved.